先輩社員紹介/Member
現在の仕事内容
私は2011年に入社しました。
私が所属する資材織物課では、工業用の織物を製造しています。
その中で私は、織機(製造する機械)のオペレーターとメンテナンス業務を担当しています。
日々、織機を駆使してお客様の要望に沿う製品を織り上げますが、最も重要なのはメンテナンスです。機械が正常に作動するよう日々のメンテナンスを念入りに行います。
製造品種によって操作方法はもちろん、構造、部品ひとつひとつが異なります。すべてを把握し理解するまでには多くの経験と日々の努力が必要ですが、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
仕事をするうえで心がけていること
安全で働きやすい職場を目指して、日々、怪我なく安全に業務を終えることを第一に心がけています。
また、職場では、コミュニケーションを意識して、上司や同僚への報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)を実践しています。コミュニケーションを深めて、情報を共有することにより、お互いに協力して、より良い仕事ができると考えています。
関わった仕事で一番印象に残っていること
入社6年目に携わった設備の導入です。
その日のうちに何とか設置まで完了しましたが数日掛けて稼働させることができました。
非常に苦労したことが印象に残っています。
しかし、悩んでいる一方で「この設備の操作、機構を誰よりも早くマスターして製品を作ってみたい」とワクワクした気持ちが強かったことを今でも覚えています。
その後、設備メーカーの技術者に何度も質問を繰り返して、操作方法と構造を研究しました。
その苦労もあって、今では誰よりもその設備のことを熟知していると自信をもって言える程になりました。
目標に向かってチャレンジすることの大切さがわかり、達成感や充実感を得ることができた瞬間であり、その後の職務においても、問題に対して前向きに取組むことができるようになったと思います。
学生時代に一番力を入れたこと
資格取得に力を入れました。
学生のうちに資格を取りたいと思い、危険物の取り扱いに関する資格を取りました。
定期テストや部活動の合間を縫って、一生懸命勉強したことが仕事につながっていると感じています。
また、部活動では新しいことにチャレンジしようと思い、アーチェリー部に入部しました。
インターハイ出場を目標に、仲間達と切磋琢磨しながら厳しい練習を続けることによって、高校3年生の時に実現させることができました。
予選敗退という結果でしたが、先生や仲間たちと同じ目標に向かって頑張った経験は、今の職場でも活かされていると感じています。
学生へのメッセージ
大切なことは“人とのつながり”
学校では先生方、友人、先輩、後輩など多くの仲間がいますが、それは社会に出ても同じです。
私の職場でも年齢が一回りも二回りも違う大先輩から同世代の後輩までたくさんの仲間がいます。仕事は周りと協力しながら進めることが多いため、職場の人たちとのコミュニケーションがとても大切になります。
しかしながら、皆さんが新入社員として入社した場合、全く知らない人達の中に入って、不安に感じることも多いと思います。
そこで当社では、新入社員の皆さんが安心できるように若手の先輩社員がサポートする「ファミリー制度」があります。
先輩社員が、仕事だけでなく、悩みがあれば相談にのってくれるなど、新入社員がスムーズに職場になじみ、前向きに仕事ができるよう支援します。
私も入社した頃は、先輩がたくさんいる中で緊張し、不安に思っていましたが、皆さん優しく丁寧に教えてくださいました。
学生の皆さんには、できるだけ多くの人と出会い、その人とのつながりを大切にして、いろいろなことを経験してほしいと思います。一緒に働ける日を楽しみにしています。