先輩社員紹介/Member
現在の仕事内容
私は、2017年に入社しました。
入社以来、技術開発部の一員として、新製品の試作を担当しています。
当社では、化学繊維の織物に樹脂加工を施し、様々な付加価値を持った「帆布」の製造を行っています。
その中で新製品の試作は、営業担当者がお客様と打ち合わせを重ね、得られた情報から要求されたものを製造可能かどうか検証していく業務です。実機を想定したサンプルを研究室で作成し、お客様評価を得て、実機試作、そして量産化という流れになります。
もちろん、一度の試作で量産可能となるわけではありませんし、サンプル作成の段階で足踏みしてしまうこともあります。
そんなときは新たな材料や技術を取り入れ、目の前の課題をひとつずつ解決していきます。
何度も試行錯誤を繰り返すことで初めて、製品は出来上がります。長い年月をかけて、ひとつのものを作り上げることはとても大変ですが、そこにやりがいも感じられます。
学生時代に一番力を入れたこと
私が学生時代に一番力を入れたことはサークル活動です。
子供の頃からバスケットボールが好きで、大学ではバスケットボール同好会に所属していました。部活のように試合に出場するということは無く、みんなで楽しくバスケットボールをするという気楽なものでしたが、そこで一年間サークル長を務めました。
大学は国籍や文化などの垣根を越えた様々な人達が集まるところであり、苦労することも多くありましたが、それ以上にやりがいも感じられました。今では良い思い出です。
「学生の本分は勉強」という言葉がありますが、勉強に限らず、何かに全力で取り組むことが大切だと私は思います。 サークル活動以外でも、アルバイトや友達との遊び、もちろん勉強でも構いません。
何かに全力で取り組んだという経験は社会に出てから必ず役に立ちます。
一度しかない学校生活、悔いの無いように全力で楽しんでください。
この会社で活かせている自分の強み
この会社で活かせている私の強みは「好奇心旺盛」なところだと思います。
何事にも興味を持って取り組むことで、より早く、仕事への理解を深めることができているのではないかと思います。
また、好奇心旺盛であることで仕事の楽しさも発見しやすく、飽きることなく今日まで仕事を続けることができています。
しかし、好奇心旺盛であるが故の欠点もあります。
それは、他にやるべき業務が残っていたとしても、おもしろそうな案件が新たに出てきた場合、そちらを優先してしまうことです。
優先順位を明確にし、効率よく作業していくことが今後の課題になります。
長所・短所は就職活動を進めていく上で必ず自己分析が必要になってくるものだと思います。
「これなら誰にも負けない」とまではいかなくとも、「これなら周りの人たちよりは優れていると思う」くらいの長所なら誰にでもあると思います。
そんな長所を掘り下げていくことで、自分の新たな強みに気付くことができるのではないでしょうか。